例えば、ずっとあこがれてたデザイナーズソファがあったとする。少し高いけど、いずれ家を購入したらリビングに置きたいと、何年も前から思い焦がれていたとする。
数年後、ついに念願叶って家を購入することになり、喜び勇んでソファも発注。ワクワクしながらソファが届くのを心待ちにして、いざ置いてみると、リビングはソファに占領され、なんだか窮屈な生活になってしまったり。家の雰囲気と合わなくてちぐはぐになってしまったり。
もう少しリビングが広ければ、とか思ってもどうしようもないのだ。

大げさかもしれないけど、でも建て売りってそういうことじゃないかと思うのだ。建物はできあがってるんだから、住む人が家に合わせるしかない。
合わせるってことは、何かを無理してるってこと。
どうせ一回しか買えないなら、家を買うのではなく、こだわりを持って建てようと。そう考えた瞬間、僕たちの家作り生活が始まったのだった。

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僕の現在の状況を考えると、宝くじが大当たりするか、株で大儲けでもしないかぎり、家を買えるのはおそらくこれが最初で最後だと思う。悲しいけど。
なのに、住人となる人の顔も生活スタイルも見ることなく建てられた、儲けを確保するためだけに用意された家に住むのか。
誤解してほしくないのは、それが悪いなんて思ってないこと。
ウチの実家だって、いわゆる建て売りだったし、変なこだわりさえなければ、価格的にはかなりお得感満載だ。

でも、いくら買いやすいからって、それだけの理由で決めてしまっていいものか。
最初のうちはいい。多少の使いづらさや不満点があったとしても、買った満足感で、気にならなくなるかもしれない。僕ならきっと、その気になる点が気にならないように自分を言い聞かせてしまうと思う。
そして、何年も何年も、それを気にしまいと言い聞かせながらその家で過ごしていくのだ。ストレスで毛が抜けちゃいそうだ。

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というわけで、家は戸建ての新築だ。
そこまで決まったのに、まだ選択肢がある。建て売りか注文住宅か。
既に完成している、あるいは建築中の物件は、毎日のようにポストにチラシが入れられていて、近所にも多い。金額も比較的低く設定されているので、この選択肢はかなり現実的。
ポストによく入ってるチラシにも「頭金ゼロからでもOK!」なんて書いてある。さすがに多少の蓄えぐらいはあるので、「買いたい」、といえば、断られることはないと思う。担当者が段取りを整えてくれて、ハンコをポポポンと押せば、来月からだって住めるかも。ただ、おもしろくない。おもしろくないぞ。

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予算も限られた中で、中古物件っていうのは、金額のアドバンテージが魅力なんだけど、割切りが必要。自分が住んでた家をリフォームするのなら問題はないんだけど。
そんなわけで、この選択肢もなんとなく抵抗感がぬぐいきれず、消えることになる。なんまんだぶ。

でも、もし、自分が誰かに「新築か中古のリフォームかどっちがいい?」って聞かれたら、おそらく「リフォームでいいんじゃない、そっちの方が絶対お得やって。」って答えるかも。ハタからいうのは簡単だけど、それだけでは割り切れないものが、実際にはあるね。

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実は今乗ってる車は、中古車なんだけども、購入時の走行距離はたったの750km。いったいどういうことかというと、メーカーのショールームで体験試乗車として使っていた車。一般の中古車屋には出回ることはあまりないんだけど、メーカー直営の中古ショップで購入。厳密に言えば新古車になるのか。
家でも新築から数年で売りに出されていた物件も、あった。値段も、他と比べると、ずいぶん割安だった。で、よくよく聞いてみると、いわゆる事故物件だと判明。そんなん無理。
もちろん、中古物件全部がそんな物件じゃないのは当たり前だけど…。

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元々、僕もウチの奥さんも、中古のものを買う習慣がない。
オッシャレーなヤングなんかは、若者が賑わうオッシャレーなショップで、オッシャレーなユーズドジーンズなんかをオッシャレーにバッチリ着こなしたりして、中古ものにも抵抗がなかったりするのかもしれないけど、裾が擦り切れるまで誰かが履いたジーンズをお金出して買うことには、僕は抵抗がある。
ジーンズなんかは、買った直後は、まっさらでちょっとかっちょ悪いけど、わざわざクラッシュジーンズにしたりとかそういうのもやらない。ものは大切に。自分ではきつぶしていって風合いを出すのがいいのだ。

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庭に植えられた、よく手入れされた立派な松、壁や床についた家具の痕、壁や天井についたタバコのヤニ。
もちろん、住むとなったらリフォームするんだけど、それにしたって、四六時中、元の住人と共に過ごしてきたんだもの、中古車を買うのとは比べものにならないくらい、元の持ち主の雰囲気を感じちゃうのだ。

昨日のコメント欄で、知り合いのPさんが書いてた「リノベーション」っていうのもやりかたのひとつ。「リノベーション」っていうのはリフォームの一種で、内装や建物の一部をちょこちょこっとリフォームするのではなく、構造体(骨組みや基礎)だけを残して全部作り変えるような、大型のリフォームのことを言うのだ。
少しでも元が残ってる分、コスト的にも有利なんだけど、あくまでもリフォームなので、使えるローンの種類が異なったりする。
ローンについてはいろいろ勉強したんだけど、それはもっと後の話で、この時点では、元の住人のにおいがするなー、と、その程度の認識しかなかったのだ。

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こうして過去の自分の姿を思い起こして、晴れて戸建てという選択肢を選び、一歩前進したわけだけど、戸建てと言ってもいろいろある。
まず考えないといけないのが、新築か、中古か。中古と書くとなんか使い古されて薄汚れたイメージがある。
実際に中古物件を見に行ったけど、やっぱり薄汚れている感は否めない。そりゃ人が長年住んでたんだから、元の住人の痕跡があちらこちらに見受けられるのだ。

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そんな思い出を、自分の子供にも作ってもらいたいと思うのは親の勝手な思いこみかもしれないけれど、きっと楽しいと思う。いや、きっと楽しいはず。僕の子供なんだから。

これだけ書いててようやく、もう、戸建てを選択肢から選ぶのは必然だったってことに気づいた。マンションの騒音がどーだとか、駅ちかじゃなくてもこーだとかなんかは関係なかったのか。
もし、僕がマンション育ちだったら、マンションに住むことに対しても、なんの違和感もなかったと思う。
育ってきた環境が知らず知らずのうちに、戸建てに対しての思いを育んでいたんだな。きっと。

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小学校の頃、学校から家まで約1.5kmの道を毎日通ってた。その帰り道、まっすぐ帰ることは少なかったように思う。実家の周りは田んぼや畑が多かったので、用水路が張り巡らされていたのだ。

用水路には、いろんな生き物がいっぱいで、エビやカニやフナやカメが、捕まえ放題。カメなんかは、30cmはあろうかという大物を、何度も持って帰った覚えがある。
泥だらけになって帰ってきたら、当然そのまま家に上がることは許されず、庭に回ってホースでジャブジャブと手足を洗ってから家に上がってたっけ。

なんだかノスタルジックな感傷に浸っちゃったけど、土地付きの家だからこその思い出だったりするわけで。

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